夫です。
今回はセックスレス解消のための1手段としてマッサージを取り上げたいと思います。
私はマッサージに関する豊富な経験や資格等を有している訳ではありません。よって、具体的なマッサージの方法やツボなどについて解説するわけではないのですが、マッサージがもたらすセックスへの良い面について注目し記事を書かせていただきます。
セックスをしたくなくなる原因の1つ・疲労
昨今、セックスレスが夫婦の問題の1つとして取り上げられることをよく目にします。その原因も色々なものが挙げられていますが、仕事・家事・育児などによる疲労もその1つです。
下記は女子SP!のセックスレスに関するアンケートの引用です。
Q:SEXの回数が少ない原因は?
・したい気持ちはあるが、どうもSEXするムードにならない(盛り上がらない)
男性31% 女性30%・どちらか、あるいは両方が忙しい(ベッドに入るタイミングが合わない)
男性30% 女性42%・子供がいるため、思い切りSEXできない
男性27% 女性31%・したい気持ちはあるが、体調が伴わない(仕事疲れ、育児疲れなど)
男性24% 女性38%・SEXの内容がマンネリだ
男性21% 女性19%・したい気持ちはあるが、きっかけが見つからない
(改めて誘ったり誘われたりするのが気恥ずかしい)
男性17% 女性25%以下略
したい気持ちはあるが、体調が伴わない(仕事疲れ、育児疲れなど)という原因が「男性24%、女性38%」あります。
そもそも疲労がある時はセックスに限らず、物事に対してあまり積極的になりません。行為自体を億劫に感じるだけでなく、セックスをしようと言い出すのも面倒に感じるでしょう。相手の反応が芳しくない場合なども想像すると、誘うのにも気力がいりますからね。
マッサージがセックスレスにもたらしてくれる効能
お互い、もしくはどちらかが疲れていることにより、セックスをする機会が減っているのであればマッサージは非常に良い効果をもたらしてくれると思います。そもそも、相手の疲れをほぐしてあげれば、「疲れているからセックスをしたくない」という原因を直接的に解消することになりますね。
マッサージは言い出しやすい
疲れている相手に対し「マッサージしてあげるよ」というのはとても言い出しやすいですし、その申し出を断る人も少ないと思います。
その後の流れでセックスに持っていきたいわけですが、マッサージを言い出した際に「下心があるな」と相手に思われると逆効果かもしれません。いっそ「マッサージしてあげるよ。もし、その後セックスしたい気持ちになったらしようよ!」と爽やかに言ってしまう方が良いと思います。
したくなければそのまま寝る、ということであれば相手も申し出を受けやすいのではないでしょうか。
身体がほぐれて血行が良くなれば感度が増す
マッサージによって疲れて凝り固まっている身体をほぐし、血行が良くなると性的な感度も増します。前戯について~感覚面からの考察その1~の中で書いているとおり、前戯の導入部分では、相手をぞくぞくさせることが目的となります。
しかし、血行が悪いとぞくぞくといった感覚がなかなか訪れず、もしぞくぞくしたとしても、疲労で凝り固まった身体では、その感覚を逆に不快に感じてしまうことも多いです。
マッサージをしてあげることで感度が増せば、相手もセックスをする気が出てきますし、疲れたままセックスをするよりも良いセックスができます。
コミュニケーションをとりやすい
普段、パートナーと家に一緒にいる時でも、どちらかがテレビをみていたり、インターネットをしていたり、本を読んでいたりと、なかなか会話の機会に恵まれないこともあるかと思います。
しかし、マッサージは会話しながらできるし、リラックスしたムードの中で話すことができます。日頃話したいと思っていた内容などを、マッサージというスキンシップを行いながらしゃべることで、コミュニケーションが取れますね。距離感が縮まってセックスに持ち込みやすい環境も構築できます。
なお、話す内容は議論になってしまうようなものや、愚痴などは避けた方がいいでしょう。リラックスムードを促進させるとりとめもない話や、笑えるような話がいいと思います。
どのようにマッサージを行うのか
さて、実際にマッサージを行うにあたって、どのようなものが良いのでしょうか?冒頭にも述べたように、私は豊富なマッサージの経験や、資格等をもっているわけではないので、具体的な方法論ではなく、おおまかな流れを述べたいと思います。
マッサージのための環境作り
アロマオイルやお香を焚く
アロマオイルやお香の匂いは、人をリラックスさせ心地よい気分にさせる効果があります。勿論、人それぞれ好きな匂いと嫌いな匂いがあるかと思いますので、お互いに好きな匂いをチョイスしたい所です。どの匂いがいいか二人で試していくのも楽しいですよね。
マッサージを受ける側に布団、タオル等をかける
マッサージを受ける側にリラックスしてもらうため、ベッドや布団に寝てもらい、かけ布団やタオルで身体の一部を覆います。布団やタオルの心地よい柔らかさによって相手がリラックスでき、また体温を適切に保つことができます。
心地よい室温を保つ
相手が寒いと感じたり、暑いと感じると、せっかく良いマッサージを行ってもストレスを感じることとなります。布団やタオルをかけることも考慮しながら、適温になるよう調整したい所です。
マッサージをする側が気をつけたいこと
カップルでマッサージをするということは、当然ながらお互いにプロのマッサージ師ではないわけです。マッサージの素晴らしい技を持っているわけではありませんが、相手をリラックスさせてあげよう、疲れがたまっている所をもみほぐしてあげようというつもりでやれば十分でしょう。
最初は軽めに
まずは軽めのマッサージから入るのが良いと思います。相手の肩や腰、手のひら、太もも、お尻などを軽くさすってあげるのが良いです。また、手や足を軽く持ち上げて、ゆするようにしてあげるのも良いでしょう。
少しほぐれてきたら
少しほぐれてきたら、両手の親指を使って押すように肩や腰をもんでいきます。ゆっくりと強すぎない程度に行うと、相手もリラックスでき、身体もほぐれていきます。相手の要望にあわせながら、ゆっくり・強すぎないを心がけて疲労している箇所を押しましょう。
マッサージを受ける側が気をつけたいこと
ポジティブ・リラックスを心がける
疲労回復にあたっては、マッサージを受ける側の気の持ちようも大切です。難しいことを考えたり、ネガティブな思いを持つのではなく、「ああ~気持ち良いな~。マッサージをしてくれてありがたいな~」とリラックスし、ポジティブな思いを持ってマッサージを受けましょう。
身体の力を抜くことを心がける
マッサージの環境作りが適切に行えていれば、身体の力を抜きやすいと思います。しかし、疲労が溜まって身体が凝り固まっているとなかなか上手く力が抜けないものです。
人間は舌の力を抜くと、全身がリラックスできると言われています。舌の力を抜く、というのも難しい所ですが、口を半開きにすると自然と舌の力が抜け、全身の力も抜けます。少々間抜けな光景になってしまうかもしれませんが、試してみて下さい。
身体の力を抜けば、リラックスした状態でマッサージを受けることができ、より効果が増すはずです。
マッサージが終わったら
お互いへのマッサージが終わったら、身体が軽くなり、心身ともにリラックスした状態になっているはずです。スキンシップやマッサージへの感謝の気持ちもあって、セックスに対する意欲もマッサージ前よりは高まっていることでしょう。
あらためてセックスをするか意思確認し、お互いに合意すればセックスへと入っていけると良いですね。いつもより感度も増して、より良いセックスができるはずです。
以上、マッサージによりセックスレス解消についてでした。セックスレスの原因は多様ですので、上記のように上手くいくケースばかりではありませんが、1つのきっかけにはなると思います。
少しでもどなかたの参考になれば幸いです。
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