夫です。
前回のブログでは前戯について、「ぞくぞく」という感覚から書きました。今回は「じんじん」という感覚から考察したいと思います。
「じんじん」は寒い時に温かい手のひらで身体を触った時に感じる感覚を想像していただければと思います。この感覚は前回の「ぞくぞく」を補助するという位置づけになります。
じんじんとぞくぞくの関係性
前戯による「ぞくぞく」は心地よく興奮度を高めてくれるのですが、同時に耐えられないような、身体がのけぞってしまうような感覚も含んでいます。この感覚ばかりを与えられ続けると人の身体は疲れてしまいます。
これに対し「じんじん」は、性的興奮度を高める力は「ぞくぞく」にやや劣るものの、非常に安心感を得ることのできる心地良さです。
よって「ぞくぞく」の間に「じんじん」を挟んでより安定的に興奮度を高めていきます。相手の興奮度にもよりますが、前戯の序盤は「ぞくぞく」と「じんじん」をおおよそ4対1の比率で進めるというのが私の感覚です。
じんじんという感覚を与えるには
「ぞくぞく」はこするという行為の接地面を少なくし、押す(圧力をかける)行為を最小限に行うことで得られやすいですが、「じんじん」は接地面を増やし、こするという行為に比重を置きつつも同時に押す力を少し強めることで発生します。
例えば、指先でなぞるようにそっと準性感帯を刺激すれば「ぞくぞく」し、手のひら全体を準性感帯にそっと押しあて軽くマッサージをするようにすると「じんじん」します。
また唇は「ぞくぞく」を促すように前戯を行い、手は「じんじん」を促すように前戯を行うといった複合技も可能です。前戯の序盤で相手の身体を十分にぞくぞくさせてから、中盤あたりで使うのが良いでしょう。
徐々にじんじんの比率を上げる
前戯の序盤は「ぞくぞく」と「じんじん」の比率は4対1と前述しました。相手の興奮状態が高まってくれば「じんじん」する触り方の比率をあげていきましょう。不思議なことに興奮度が高まった状態で前述した「じんじん」の触り方をすると「ぞくぞく」と「じんじん」が同時に訪れます。
例えば興奮度が十分に高まってきた状態で、脇から乳首にかけての乳房を手のひらで優しくマッサージするようにして触ってみて下さい。乳房は男性が揉みたがるのに対し、女性が快感を得られないケースが多いですが、興奮度が高まった状態で適切に触ると「ぞくぞく」「じんじん」といった心地良い快感が得られます。
これと唇による乳首への刺激を組み合わせると効果抜群です。なお、女性に対してだけでなく、男性にもちゃんと効果があります。
さらに興奮度が高まっていくと、もっと大きな刺激、「押す」行為を力強く行っても心地良さが得られます。例えば太ももや腰のあたりなどを軽く鷲掴みにするなどです。パートナーにマゾ気質があると特に効果が大きいと思います。逆にマゾ気質がない相手にやると、気分がしらけてしまう可能性もあるので注意が必要です。
じんじんをメインに前戯に入るケース
相手の体温が低く寒さを感じているような状態や、身体が疲れていて「ぞくぞく」を感じる準備ができていない状態などの時は、「じんじん」をメインにして前戯に入りましょう。
軽いマッサージを行う場合、相手に与えている感覚は「じんじん」になります。寒さを感じている相手に手のひらや太ももを密着させている時も同様です。血行を良くし、体温を調整して、身体と心に安心感を与え、性的刺激を受け入れる準備を整えていくのです。
性的刺激を受け入れる準備が整っていない状態の相手に「ぞくぞく」感を与えようとしても、性的興奮を高める効果が得られません。そもそも「ぞくぞく」しないか、「ぞくぞく」してもそれによる耐えられないような、身体がのけぞってしまうような感覚ばかりが先行し疲れてしまいます。
以上、「じんじん」という感覚をテーマに書いてきました。このように「ぞくぞく」と「じんじん」を使い分けて工夫していくことがパートナーの興奮度を高めていく上で大切なことかと思います。
次回は性感帯への前戯について書かせていただきます。