夫です。
今回はセックスのテクニックよりも大切なこと、セックスに対する姿勢がテーマです。一言で書くと、ちゃんと相手を気持ちよくしてあげようという思いを持ってセックスに臨むことが大切だということです。相手を気持ちよくしてあげようと思っていたら「毎回前戯なしのセックス」なんてことにはならないわけですね。
前戯は本当に大切
セックスを上手く成立させる上で、男性としては女性の身体をどのように触れば良いのか(セックスのテクニック)、女性が満足できるまでピストン運動を継続できるか(早漏問題)などが気になる所です。
しかし、それ以前の問題として、ちゃんと相手の女性を気持ちよくしてあげようという姿勢でセックスに臨む必要があります。テクニック云々はそれからですね。
下記はラブコスメのLove Researchから引用したものです。女性300人を対象にアンケートを行っています。
引用元:LOVECOSME
女性側が前戯を受ける時間についてですが、11.3%が5分以内となっています。9人に1人の男性は前戯をする時間が5分以内ということですね。5分以内しか前戯をしないのであればテクニックがどうとか早漏がどうとかそういう次元ではありません。
勿論、女性側が挿入を好きで前戯に時間をかけて欲しくないと思っているケースもあるかもしれません。しかし、引用したLOVECOSMEのサイトに5分以内と回答した方のコメントの一部が掲載されていますが、不満を感じている方が多いです。
もし、男性の経験が浅く、セックスのテクニックも未熟で早漏であったとしても、相手をなんとか気持ちよくしてあげようという姿勢で臨めば、それを良しとしない女性は少ないと思います。拙いながらも一生懸命前戯をすれば、女性側もそれなりに満足してくれるはずです。
テクニックも早漏も努力次第で解決できるのですから、いずれ良いセックスができる展望があります。
前戯が短い理由は?
前戯が短い男性は、どういった理由で短いのでしょうか?考えられる理由としては、以下のものが挙げられます。
1. 前戯をめんどくさく感じる。
2. 早く挿入したくて我慢できない。
3. セックスを早く終わらせたい。
4. そもそも短いと思っていない(十分前戯をしていると思っている)。
1と2について、ここで言うべきことは特にありません。セックス以前のことが問題かと思います。
3については、何かしらの理由があってしょうがないケースもあります。以前、ファストセックスに関する記事を書きました。ファストセックスは前戯もそこそこに挿入に移って、短時間でセックスをするというものです。忙しかったり疲れていたりする時にでも手軽にセックスをすることが目的です。
しかし、ファストセックスが成り立つのは、普段のセックスでお互いにしっかりと前戯をして興奮度を高めていることが前提かと思います。忙しくない時期、疲れが取れている時はがんばりたい所ですね。
4については男性側の誤解をとけば改善する可能性があります。
AVの功罪
AVが世間に普及してからもうかなりの時間がたっています。男性の娯楽として大活躍をしているという良い面がありますが、性的知識を与えるという意味ではマイナスの側面が大きいことは否めません。5分以内の前戯を短いと思っていない男性はAVの影響を受けている可能性があります。
当ブログで私の記事でも妻の記事でも何度も言っていることですが、AVのセックスは閲覧する男性を興奮させることを目的に構成されているものです。いわゆるショー(show)なのですね。男優も女優もショーの中の役割を演じているわけです。
AVの中で男優が女優をじっくりと前戯しているという場面にはまずお目にかかりません。アダルトグッズを使用することがあるくらいですね。男優に対してはフェラチオをしてあげて、その後挿入という流れが一般的でしょう。
それでも女優がイク(恐らくは演技)のでセックスとして成り立っているようにみえてしまいます。実際のセックスでそのようなことはほとんどありえないということを、我々男性は肝に銘じましょう。
女性は、男性の性器を見て直接的に興奮するわけではありません(男女の性欲の違いについて)。潮吹きが気持ち良いわけでもありません。逆に膣内を激しく擦られて、痛みを感じてしまうことが多いです。顔射に興奮するわけでもありません。精液が目に入ったり、髪の毛についたりして嫌な思いをするだけです。
これらのことをしっかりと理解した上で、合意のもとのプレイとして潮吹きや顔射をするというのであれば良いと思います。
少し話がそれましたが、AVの中で男優が女優に対し前戯をほとんどしないのは、セックスに不要だからではなく、映像としてのインパクトが弱いからということを理解しておく必要があります。
濡れやすい女性に対して前戯は?
世の中には非常に濡れやすい女性もいます。いざセックスするという雰囲気になって、服の上からペッティングしただけで濡れるというケースもあります。そういった場合に、前戯をほとんどせずに挿入に移っても良いのか?ということについてですが、勿論、十分な前戯が必要です。
女性が濡れるということは、男性でいうと勃起するということに置き換えて考えてみるとわかりやすいです。頻度の話ではなく、興奮度合いの話ですね。
男性は勃起すれば挿入への準備が整っているわけですが、フェラチオを飛ばして挿入したいという方はあまりいないと思います。フェラチオには挿入と違った気持ち良さがありますからね。それに、勃起していたとしても十分に興奮度が高まっているわけではなく、フェラチオによってさらに興奮度を高めてから挿入に移りたいというケースも多々あります。
女性側も同じで、濡れていたとしても胸やクリトリスを愛撫されることは挿入とは違った気持ち良さがあるし、それを楽しみたいのです。濡れていても、挿入に向けてもう少し興奮度を高めたいケースも男性同様にあります。
勿論、男性がフェラチオの前にとても興奮していて、すぐにでも挿入したいケースがあるように、女性側もすぐにでも挿入に移って欲しいケースもあります。しかし、基本的には時間をかけて前戯をした方が良いです。女性側から挿入に移りたいとの希望があってから挿入しても遅くはありません。
セックスはテクニックも必要ですが、思いやりも必要です。その2つがあって初めて成立します。我々男性は性衝動との戦いもあって自分本位なセックスになりがちですが、相手への気づかいも忘れないようにしたい所ですね。
以上、セックスにおけるテクニックより大切なものについてでした。
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