夫です。
今回のテーマは女性のイクふりを男性側が見抜けるのかどうかということです。見抜ける見抜けないにかかわらず、イッたかイッてないか疑問に思えば女性に聞けばいいだけの話ではありますが、そう単純にいかないのも男女の難しい所です。
イクふりをする女性は多い(おさらい)
私の記事でも妻の記事でも何度か取り上げていますが、イクふりをしたことのある女性は多いです。下記にTwitterのアンケート結果を掲載しておきます。その他、インターネット上で行われている各種アンケートの結果も「イクふり」などで検索すればすぐに出てきますので、興味のある方はそれを見て下さい。
オーガズムについて、女性の方にのみ大真面目に!お聞きします
最近のセックスにて「イクふり」を…
16%しました(時々も含む)
14%ちゃんとイケてます
16%してません(イッてない)
54%結果が見たい
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女性がイク時の身体の変化
膣内はイク一歩手前からイッている最中にかけてバルーン現象というものが起こります。膣口あたりはきゅっと締まり、膣の奥はバルーンのようにふくらむ現象です。男性側は膣内の締めつけが弱まって摩擦が感じられなくなることからロストペニス現象とも呼ばれます。
また、女性がイクと膣内が収縮します。その周期は約0.8秒で、男性の射精を促し精液を子宮に取り込むためにあると言われていますが、はっきりとした理由はまだ解明されていません。
つまり女性がイク時の身体の変化として
・膣の奥が拡がる(締めつけがゆるくなる) ⇒ 膣内が収縮する
という現象が起こることになります。
その他には、これは身体の変化というかは微妙なところですが、イク直前とイク最中は身体に力が入り、イッた後は身体の力が抜けます。声や吐息に変化があることもあります。
身体の変化に着目してイッたふりを見抜けるのか?
結論を先に書きますが、イッたふりを見抜くことは非常に難しいです。相手の演技力にもよりますが、基本的には見抜けないものと思った方がいいでしょう。
バルーン現象を女性が意図的に再現することはできませんが、膣内を収縮させることも、身体に力を入れてから抜くことも、声や吐息を変化させることも演技可能です。演技の上手い女性であれば、本当にイッている時との判別がつかないでしょう。
相手が普段イッていてたまにイクふりをするというのであれば、イッた時とイクふりをした時で違和感を感じることができるかもしれません。しかし、全然イクことのできない人がイッたふりをしているのであれば、普段との比較のしようもないので、見抜くのはますます難しいですね。
男性の皆さま、自分でイクふりを試してみて下さい。セックスの最中ではなく、一人の時でもいいです。射精する必要がなければ、簡単にできそうじゃありませんか?私はセックスの最中にひっそりとイクふりを試したことがありますが、恐らくはばれていないと思います。
射精中のペニスの収縮も意図的に再現できますし、身体の硬直と脱力、吐息などは簡単です。射精後のペニスがずっとギンギンのままでなければまずばれることはないでしょう。
男性のイクふりが見抜けないのであれば、より絶頂後の変化に乏しい女性側のイクふりなんてますます見抜けないですよね。バルーン現象を起こさずにイク女性もいるかもしれませんし、膣収縮も男性側が気付かない程度のものである女性もいるかもしれません。
イクふりが必要な時もある?
非常に難しい所ですが、イクふりが必要な時もあるのかもしれません。パートナーが自分をイカせてくれようと真摯にがんばってくれているけれど、今日はどうしてもイケないという時は、イクふりをしてセックスを終えることはある意味で平和的な解決方法です。
勿論、今日はイケなさそうだから終わりにしようと正直に伝えて、お互いに納得して終わるのが最も良いのですが、そんな訳にはいかないケースも多々存在します。
イクふりを続けることで不満が蓄積し、パートナーとの関係が悪化するということでなければ、思いやりという意味でのイクふりもあるのかもしれません。
男性側はパートナーにイクふりをされるということはとてもショックなことだと思います。しかし、女性側が何故イクふりをしなければならなかったのか、というその背景を踏まえて改善策を考えていきたい所ですね。