セックスは絶対しなくちゃいけないものじゃない

書いた人: 妻

 こんばんは、基本的には白ワインしか飲みません瑞谷です

 料理は好きな方なのでよく自分でおつまみ(兼夫との夕飯)をごっそり作っては飲んでいますが、大抵お酒の量に見合わないおつまみを作っては完食するので大変タチ悪いです。ちなみに夫は一切飲まないのでお酒でタチが悪くなることはないです。

 たまには下ネタも言おう、なぜならここはセックスブログだから。

 

 自己紹介のページにて私は、  

どちらかが「今のままでは嫌だ」「変えたいのに何も変えられない」と思っているセックスを笑うべきだと、私は本気で思っています。

 

 と書きました。

 

 

 自分達のセックスを向上させてきたことについて書くブログなので、基本的にはそれを前提に書いています。
 なので、それがさも正しい事のように思われるのではないかと、向上心持ってより良いセックスをすることが絶対的正解なのであると受け取られるのではないかと、少し心配をしています。

 私は他人のセックスをジャッジしてやろうだとか、皆より良いセックスを目指すべきだとか、そんなことは微塵も思ってはいません。それぞれのスタンスで、それぞれの思うセックスや、生き方そのものを選択すればいいし、どれが幸せだと思うかはその人自身が決めることだと思うので、他人がどんなセックスをしていようと基本的にはどうでもいいと思っています。

 でもセックスは二人ですること。
 特に恋人同士や夫婦でのセックスは、それからのお互いの人生や二人の今後の価値観さえ掛かっているもの。
 だからこそ、そのセックスをジャッジする責任を二人がそれぞれ担っていると思っています。

 どちらか一方が「しんどい」「つまらない」「気持ちよくない」「苦痛」「したくない」と思っていて、もう一方が反する思いを感じていたとしたら、それは私にとって「笑うべきセックス」なわけです。
 二人のジャッジが合致して初めて「あなたのセックスは私にとってどうでもいい」であるわけです。

 なぜなら私は女で、36年間女としての性別を生きてきて、楽しいこともあれば、楽しくないこと、辛いこと、女性としてなぜこんな思いをしなければならないのかと思うことも、沢山ありました、そのうちの「女としてするセックス」について、私は少なくとも周囲の人間の誰よりも「楽しくて幸せだった」と自信を持って言うことができます。

 でも同じ女性が、自分と同じくしているであろう「女性としてのセックス」を、「しんどい」「つまらない」「気持ちよくない」「苦痛」「したくない」と一方的に思っていたとしたら、それが男性側と思いが一致していないならば、それはそのカップルにとってはやはり不幸なことだと思います。

 それは、そう思う女性が不幸だからもっとセックスの気持ちよさを知るべきとかそういうことではなく、そのカップルにとって「意見が合わない」ということ自体がとても大きな不幸で、同じ所を見ることができていないそれ自体が悲しいという意味です。

 苦痛である原因は沢山考えられます。だからその女性がどんな理由でセックスを苦痛と思うかは私にはわかりません。
 残念ながら、「好き」だけではセックスを気持ちよく感じることはできないのです。

 なので、そもそもセックスをしないカップルや、
 淡白なセックスでお互い満足しているカップル、
 一方だけがオーガズムに達していて一方がそれで本当に満足しているカップル、
 片方がしたくなくて片方はしたいと思っているけどしないことに納得しているカップル、
 なんらかの形でお互い納得しているカップルの皆さんは、
 もちろんそれが、それ自体が、素敵なことなんです。

 幸せの形は人それぞれ、カップルそれぞれです。

 女性側が「どうしてもしたくない」を貫き、男性側が「自分はしたい」を貫く場合、あるいは逆の場合、「良いセックスを目指す」とか「目指さない」とか関係なしに、それは既に二人が破綻している時でしょう。
 でも、一方が「それでは納得できない」と思った時、やっぱりそれは「変わらなければならない時」だと思います。

 その時に、もし瑞谷のブログを見て貰えたなら、「ああ自分もこうなりたい」「あんなに嫌だと思っていたセックスが、本当はもっと違う形だったんだ」あるいは「そういう思いがあるからしたくないんだな」「女性には色んな経験があるんだ」ということへの理解の、最初の一歩の、ほんの少しのきっかけになれるよう、そういう風に使って貰えるブログになれるよう、今後も自分のことを書いていきたいと思っています。

 何度も言いますけれども、セックスをすることが絶対ではないです。
 しないカップルもきっとそういう幸せがあります。

 

 でも、同じセックスをするならば、二人共が楽しい方がいいのではないですか。


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