こんばんは、瑞谷です
セックスそのものが好きになれない女性というのはきっと思いのほかいらっしゃって、その理由もまた様々だと思います。今日はそんな「セックスが好きになれない理由」のひとつについて、自分の経験を元に書いていきたいと思います。
もくじ
膣内を突っ突かれることの気持ち悪さといったら
「膣の中は意外と鈍感」というような話は聞いたことがあると思います。実際表面の神経はとても鈍感で、そんなに言うほど「触れられている感」はありません。
しかし、指なり陰茎なりを挿入すると、「膣内粘膜を擦る」以外にも、大なり小なり「内壁を押す」ような刺激が加わります。これが、同人やAVなんかで言われる「もっと突いて~」の「突く」行為になるのですが、この内壁を押す刺激というのは、若い女性には場合によって苦痛を伴うことが多いのです。
女性の身体の現実として、セックスの時に「あえぎ声を出す」という現象がありますが、これは半分くらいはこの「内壁を押す」強いては「下から内臓を押し上げられる」という行為により、否が応にも声が出てしまうのです(下から内臓を突き上げられ横隔膜あたりまで刺激が加わるのだから当然ですよね)。
決してすべてが「気持ちよくて出ているというわけではない」のが現実です。
内臓を下からゴンゴン揺すられて気持ちいいと思える方が、チョットおかしいですよね。
なので、その為にも「ピストン速度・ストロークはゆるやかに」が正しいです。
AVのあんなピストン速度で内臓を揺すられたら、誰でもしんどくなって当然なのですから。
気持悪くなる理由はふたつ
精神的な問題によりセックスが辛くて痛みを感じる・粘膜自体が擦り切れるように痛くなる、という場合を除けば、しんどくなる理由は瑞谷的にはふたつあると考えています。
ひとつは「身体的に若いゆえに成熟しておらず気持ちよくなれない」
これについてはただ時間が経つのを待つしかありません。
「気持悪くなる所を我慢して刺激し続けたら気持ちよくなる」ということはないので、気持ち悪さを我慢する必要・させる必要はありません。逆に言うと時間経過以外になにもできることがありません。
もうひとつは「身体(性器)が温まっていない」
男性が「チンコガチガチになっていたら身体的快感が十分に高まっている」というわけではないように、女性も「濡れているからと言って十分に高まっているわけではない」ということです。
高まっているかどうかは、多くの場合「内壁の硬さ」でわかります。十分に高まっていないと基本的に「こんにゃくのように固いまま」ですが、ちゃんと高まっていると内壁は「プルプルでとても柔軟」に感じられます。
気持悪くならない部位がある可能性はある
それでも、特定の場所なら気持悪くならない場合もあり、人によってそれは違います。
正常位で当たる所なら平気、バックなら平気、浅くなら平気、etcetc……
若い人ほど「内側を押されて気持悪くなる」可能性が高いです。
その為に「セックス自体が気持よくない、むしろ挿入が辛い」という人がいることは、本当に仕方がないです。
なので、手順としては十分に前戯を行い、お互い充足した状態にした上で「正常位」と「後背位」を試し、膣のお腹側・背中側に当たる状態を試して「楽」な所を探すのがよいでしょう。
その場合、長時間やっていても「前戯が上手くいっていなくて身体的快感が高まっていない可能性」も考えられます。充足度合いを単純に時間だけで測ることはできません。
私でさえ今でも気持悪くなる場合はあります
私の場合、正常位についてはそんなに暖まっていない状態でも気持ち悪くなるケースは少ないですが、後背位に関しては背中側を突かれるとどれだけ緩くともしんどくなる場合があります。
(性器の表面的な痛みはまた別です)
身体的快感が高まっていれば気持ち悪くなることはないので、とにかく自分はそういう身体だと捉えています。
成熟度に合わせて柔軟に対応していきたい
今はしんどくとも、今後平気に、更には気持ちよくなれる可能性はあります。
しんどい部分はできるだけ避けて、平気な所、しんどくない所、気持ちよくなれる所だけを刺激するようにしていくのが正解だと思います。
何度も書きますが、「しんどくなる所を頑張って刺激してもただただしんどさが強くなるだけ」です。がんばって刺激し続けて気持ちよくなることなんて、Gスポットも含めてありません。