前回:「セックスと健康 スキンケアのこと (1)」
こんばんは、最近はセブンイレブンのお菓子ばっかり食べています瑞谷です
前回「スキンケアのこと (1)」には少々の反響を頂きまして、これも誰かのお力になれるかなと今日は第2稿です。
前述のとおり私はお菓子がめっちゃ好きなので、一日でピーナッツ(ココア糖衣付いてるやつ)一袋を一人で開けたりだとか、カップに入ってる系スナック菓子2箱3箱平気で開けるとか、そういうことをやっていても次の日にニキビが出ることが本当にないんですね。
ごく稀に、そもそも体調が悪くなっている時には出ますけれども。
そういう強さも、結局は皮膚の健康さに左右されるのではないか? と考えています。
(だからと言って健康面を考えればそんなアホみたいに食べることが良いわけではないんですが……)
「おまえさんの文は長いから読む気にならないんだよ」ということでしたらいつもの数行まとめが一番最後にあります。
クレンジングの重要性
一般的に、メイクをする時のケアの流れは
洗顔 → 基礎化粧品 → メイク → (一日終わり) → クレンジング → 洗顔料 → 基礎化粧品
という感じになると思います。
この中で「クレンジング」の部分は大変重要な役割を担っていますので、この剤の選定こそが「皮膚の健康への第一歩」と言っても過言ではないと思います。
ぶっちゃけ、そこがしっかりしていれば、その人にとって違和感がないのならその他の基礎化粧品はなんだって構いません。
クレンジングの役割とは、
- メイクを落とす
- 汚れを落とす
- 不要な古い角質層、不要な皮脂類を落とす
ということになり、逆にやってはいけないことは
- 必要な角質層をこすり落とす
- 必要な皮脂類を落とす
- 強過ぎる力で物理的なダメージを与える
ということになるのです。
これはつまり、正しいクレンジングなら「メイクをしていない日もクレンジングはした方が良い」ということになります。
特に「肌が整っていない人ほど」、取るべきものは取って残すべきものは残す工程をきっちり行っていた方が、より整う速度が上がります。
男性も同様にスキンケアするべし
また、スキンケアの全工程に性別は関係ありません。
男性はスキンケアが不要だとか、そういうことは一切ありません。確かに皮膚の厚さについては差がありますが、男性でもクレンジング→洗顔→保湿の手順を踏むのと一切何もしないのとでは、差は歴然です。
また皮脂の多い方(特に男性)は、「化粧水やクリームなんかを塗ったりすれば脂ギトギトのネチョネチョになるので自分には無理」となるかもしれませんが、脂が出るのは「保護が必要なのに皮膚は保湿としての水分は出せないので代わりに脂を出しているだけ」なので、脂が多いから保湿は不要ということでもないのです。
一連のスキンケアの記事は、男性にも女性にも適用できる内容になっています。
クレンジング剤の選定基準
このあたりについては佐伯チズ先生も、そしてサッポー美肌塾の先生も意味合いとしては同様のことを書かれていました。
要するに「最低限の界面活性剤で作られた、必要以上の洗浄力がないもの」ということです。
これについては佐伯先生が特に「オイルクレンジングは界面活性剤の量により高洗浄力で肌へのダメージが明らかに高い」ということをよく書かれています。ゆえに「クリームかミルク」クレンジングを使用した方がよいとのことです。
サッポー美肌塾の先生も同様に、基本的に「ほとんどただのクリーム」みたいなクレンジングを使うとよい、メイクを落とす力に難があるということならそれで落ちる程度のメイクに抑える方がいいという方針です。
まとめると、
- クリーム系クレンジング
- 使用後に「すすいだ後、洗顔して下さい」というような表記のあるもの
というふたつのポイントを押さえて選ばれるといいと思います。
値段はあまり関係ないと思います。
私個人は、ずっと「ちふれ」の「モイスチャークレンジングクリーム」を愛用していたのですが、近所のスーパーで買い物ついでに買える身近さがよかったのですけれども、残念ながら去年廃番になってしまいました。
結局同ちふれの「ウォッシャブルコールドクリーム」を今は使っていますが、少々さっぱりし過ぎかな……状態的には悪くはないとは思っていますが。
比較的安価なものを選んでいるので、基本は「ケチケチせずにちゃんと手が滑る量を取ること」が大切です。
クレンジング剤の使い方
この点は佐伯先生が挙げてらっしゃった「下から上へ」がとても有用だと思っています。
佐伯先生は「毎日のお手入れで、全アイテムを下から上へ付けるようにすれば、相当なリフトアップ効果が得られる」とおっしゃっていました。
最初の「顔にクレンジング剤を伸ばす工程」として、下から上へゆっくりと塗っていってください。その後あくまで「軽いタッチ」で、下から上への移動、クルクルとした動きにてクレンジング剤とメイク・汚れを混ぜて行きます。
目安としては「皮膚が引っ張られない、動かない程度の力と速度」です。ぐいぐいやる癖の付いている方は、意識的に力を抜いて鏡を見ながら行って下さい。
オイルクレンジングでこの工程を長時間やると、更にお風呂に浸かりながら、あるいはお風呂に浸かった後にやると、例えどんなにガサガサになった皮膚でも本当にツルッツルになります。それは要するに「ガサガサ毛羽立った表面の角質層を根こそぎはぎ取った状態」にするからです。これは絶対にやってはいけません。
クリームクレンジングなら長時間やっていいとは言いませんが、のんびりしてもせいぜい3~4分くらいでしょうから、その程度なら大丈夫です。特に気になるであろう小鼻周辺はやや念入りにクルクルとして下さい。その時にも力を入れてはいけません。
「取れてもいいものは必然的に取れていく」
今取れないということは、それは取ってはいけないものなのです。
今日のまとめ:
・男性も同じスキンケアをしよう
・「クリーム」クレンジングで「後で洗顔しろ」って書いてるやつ選ぶ(高くなくていい)
・クレンジング剤は指がスルスル動く程度に使う(ケチってはいけない)
・可能な限り皮膚が動かない程度の力と速度でクレンジング(下から上の動作を増やすと尚良し)
・ガサガサ黒ずみやらを無理矢理こすり取ろうとするでない
前回 「セックスと健康 スキンケアのこと (1)」
次回 「セックスと健康 スキンケアのこと (3) すすぎと洗顔」