ティーンの皆さんへのまじめな話

書いた人: 妻

 こんばんは、瑞谷です

 最近、グランドピアノのレンタルルームに行ってみました。ピアノを独学で始めてから2年半ほど、リズムも基礎もなんにもなってないヘタクソだけれども、行くだけなら誰にも迷惑はかけない……と思い、半分勢いにて。

 結果は、行って良かった、思っていた以上に気持ちの良い時間だったと思う反面、なんだか弾きづらいなあ、電子ピアノとはこうも違うのか……と、とにかく最初から四苦八苦していました。
 でもまた行きたいと思います。

後輩への思いはひとつだけ

 こんなブログをやっている、私の考えていることはたったひとつです。
 自分の道の後を行く、来る人達に、自分よりもしんどい思いはしてほしくない。

 例えばセックスについて。
 五里霧中になって迷走して必要以上の努力をしなくても良いように。もちろん「より良くしたい」と思った時に、頑張ることは必要です。

 例えば避妊について。
 選択ができない状態を継続させてはいけない、こういうものだと今の状況で諦めてはいけない。そう思って色々書き、説明し、紹介し、行動しようとしています。

 例えばパートナーとの関係について。
 人と人とのコミュニケーションは、その人の十数年数十年の積み重ねの上に成り立っています。だから価値観というハイコンテクストの上に暗黙の了解みたいなものが沢山積もっている。そのせいで思いが無視されたり無視してしまったりもできる。
 でもそれは、個々と繋がって行くための正攻法ではないと、だから泥臭くても違う方法を探しています。

ティーンの皆さんにも見てもらえるブログにしたかった

 うちのブログは主に性的な内容を扱っています。
 でも分類的にはいわゆる「18禁」には当てはまらないと考えていますし、法的にもなんら問題はありません。ただ、アダルトグッズに関しては、地方自治体の条例などで販売の制限がされていますので、その部分は抜かしてお読みくださいね(:-P)

 例えば宋美玄先生の「女医が教える本当に気持ちのいいセックス」とか、森林原人さんの「偏差値78のAV男優が考えるセックス幸福論」というような既刊は、アダルトコーナーにはありません。未成年の人も購入ができます。それらと同じようなものだと考えて下さい。

 

 先日、こんなニュースが報道されました。
中学校の性教育で大論争、東京都議vs教育現場それぞれの言い分

 上記の記事は報道を受けた、とあるライターさんのコラム的な記事になります。
 全文お読み頂かなくとも結構なので、概要はというと

・足立区の中学校は性教育をもっと革新的にやっていきたい、避妊や中絶についても教えて行くべきと考える
・それを県議会の古賀議員が問題視し「不適切だ」と指摘

 要するにこんな感じです。公立中学校は教育委員会下の組織なので、構図としては東京都教育委員会 対 東京都議会(議員) という感じですね。
(ちなみに古賀議員は過去にも同じような案件で個別の学校をバッシング・強行し訴訟を起こされ、負けています)

 

 私はもちろん、10代の皆さん、あるいは小学生の皆さんにも、性教育は必要だと思っています

 古賀議員は前述のライターさんからの質問に、このように回答されていました。

「具体的に取り上げることによって、性に嫌悪感や恐怖感を持つ生徒がいる可能性を否定できない」

 嫌悪感・恐怖感を与えるから、教えてはいけない。
 これは相当な暴論ですし、これを正しいとするならば、沢山の事象について「教えない方が良い」と見なすことができてしまう、ものすごいなんでもアリ理論です。

 でもこれが「性的なもの」だから、「ああそうだね」と納得してしまう人がいる。「性的なものだから」「敬遠されてもしかたがない」となってしまう人がいる。私はそう捉えています。

タイトルが露骨ですが……

「瑞谷藻緯の大真面目にセックスしよう。」
 このタイトルを考えた時、私自身が「大真面目とセックスはミスマッチな感じがしてインパクトが出るな」と思い、付けました。初出はtwitterでの私のツイートなのですが……

 過去私が真面目にセックスの話をする時、少しおちゃらけたというか、からかうような声掛けをする人も何人かいました。性的な話はそんな風にどことなく茶化され、誤魔化される感じがします。

 確かに私も性的な話の入口は、自分自身の好奇心でした。

 私が10代の頃を思い返すと、そういえばエッチなものをこっそりゴソゴソと漁っていたような気もするし、エッチなものに興味津々だったような気もします。
 図書館で、北村邦夫先生の「ティーンズボディブック」を見つけた時に、思わず勢いで借りてしまったことをよく覚えています。当時としてはとても革新的な内容だった、ような。

 好奇心からのその本は、私にとって「性についての真面目な話」の入口でした。
 でも、真面目な性教育そのものと、自分自身の恋愛や性的なことへの好奇心は、どうしてでしょうか、どこかで乖離している・繋がっていない感じがしていました。

 大人達がしている「セックス」と、自分が憧れていた「セックス」は、なんだかどこかで「別物」と思っていたような感じがするのです。もっと言うと、大人達がしている「セックス」の方が、とても汚くて、えげつない嫌なものだろうというような、変な感覚があったようにも思います。

 そのせいでしょうか、真面目な性の話に触れると、どこかで傷付いたような、嫌な物をみたような気にもなっている自分に気付きました。でも反面、例えば保健体育の時間には「そのくらい私は知っているわ」という、変な自信もあったというか……。

 例えば瑞谷のtwitterアカウント「@Moi_Mizutani」そしてbot運用アカウント「@MoiMizutani」をティーンの方にご覧頂くと、きっとそんな風に感じる人が中にはいらっしゃるのかなと、私の10代の頃を振りかえって思います。
 ひょっとしたら、私のように少し嫌な感じがされるかも、と。

 でもそれでも、私は言いたいし、やっていきたい。知ってほしいし、自分で考えてほしい。
 この国は性教育の不足を散々言われています。でも実際には前述の通りの報道がされたりするような国です。
 だから私は、個人の行動として許される限りのことをやっていく。
 それは、女の子が、男の子が、傷付かないように、誰かを傷つけないように。自分を大切にできるように、幸せに繋げられるように。

 そんなことを、20代中盤から考えていました。
 これもまた、私にできることのひとつだと思っています。

ティーンの皆さんに向けたエントリ

 基本的にどのエントリも、面白く読んで頂けるものだと思っていますが、特にこれというものを挙げておきます。

いい大人のための性教育 (1)
  大人のためと書いてありますが、大人限定のお話ではありません

初めて♡セックスの基本的なコト
 内容的に結構好評な「初めての時の為に知っておいてほしいこと」のお話です

避妊しようと言える関係になろう
 「この話をせずしてお付き合いが可能か」というレベルの問題です

昔々のMステの話
 私の中ではとても懐かしい思い出話なのですが、なんとなく言いたいことのニュアンスが伝わればと思います

セックスと健康 スキンケアのこと (1)
 ちなみに皆さんお悩みかもしれないスキンケアについてもなぜか扱っています。


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