こんにちは、瑞谷です
9月ももう終わりそう! 時が経つのは本当に早くなりますね。
今日は、なんと言いますか……タイトルそのまま「服の脱がし方」についてです。
これはしかし、誤解なきようにお願いしたいのですが、「男性・女性が、相手の服をスマートに脱がさなければならない」ということが言いたいエントリではないのです。
わからなくて、「ごめんどうやって脱がしたらいい?」というやりとりをすることがコミュニケーションだし、そこさえ暗黙の了解のままカッチョよく(?)キメないといけないなんて認識は、お互いを辛くするだけです。
でもなんといいますか、洋服・和服含めて、衣類というものはある人によっては「ただ外に出る時にまとう道具」でしかないこともあれば、ある人には「とても大事なもの・好きなもの」だったりもするわけです。
衣類含めたアイテムの扱いにその人の価値観が現れると思いますから、もしあまりお洋服に頓着しないという自覚のある方は、少しだけ見方を変えて扱って頂ければなんてことを思います。
もくじ
女性のファッションの方が幅広い
説明せずとも一般的な感覚としてあると思いますが、男性アパレルよりも女性アパレルの方が数が多く、圧倒的に幅が広いです。
ただ単純に「女性もズボンを履く」とかいうわけではなく、女性向けアパレルのジャンルは本当に多岐にわたります。
同じ「柄物スカート」と一言で言っても、シルエット、丈、柄、蹴回し(裾周りのボリューム。長い程フワフワとボリュームが出る)、パターンなどによってジャンルはまったく変わってきます。
ですので、単純に「こういうデザインのモノはこういう脱ぎ着をする」と一言で説明ができないのです。
逆に男性向けファッションの場合は、アイテムのほぼすべては(構造的に)女性向けファッションにも存在するので、どちらかというとファッションについての相互理解は女性の方があるという印象があります。
唯一ないものと言えば、パンツの前側の穴くらいでしょうか……。ネクタイなんかも、女性用があるにはありますからね。
そういった点と、私自身が女性だという所から、今回は「女性の服を丁寧に脱がせるには」という視点で書いていきたいと思います。
服のタイプ分け
ややこしいですが、ここでいう「タイプ分け」は「ジャンルとかアイテムの分類」ではありません。
着脱用の留め具があるやつ
ボタンやファスナーがあるものについては、とてもわかりやすいですね。
後ろボタンのデザインのブラウスなども存在しますから、前の方にないからかぶりタイプ(ボタン類がないそのまま脱ぎ着が出来るデザイン)だ!と思うのは早計です。
ただ中には、飾りボタンというものが存在しますので、ボタンホールがあるかな?と確認するのはアリかなと思います。
ひとつ目安として、襟ぐりが広くなっているかどうかで判断が付く場合があります。頭が無理なく通るかどうかですね。
後ろボタンのデザインのブラウスなんかは、全部外してしまうと一人で脱ぎ着が出来ない人もいますので、上の方から手を回して上のいくつかのボタンだけ外して脱ぎ着をする場合もあります。襟ぐりが大きければそもそもボタンを外さなくとも脱ぎ着ができることもあります。デザイン次第ですね。
ワンピースやジャンパースカート(下にブラウスなどを着ている、一枚で着ないワンピース状のもの)の中には、着脱にボタンを外さなくてもいい場合もたまにあります。
その場合もまず襟ぐりのサイズを、そして更にウエストが細くデザインされていてウエストが伸縮しない場合には、腰または肩が抜けませんから、ボタンが見当たらない場合脇(左)や背中にファスナーがあることが多いです。
ファスナーの上にはカギ状またはボタン状のホックが付いていて、ファスナーが下がらないようにする為の丁度ズボンの上のボタンのような仕事をする部分があります。カギ状のものについては男性はあまり触ることのない形状でしょうから、慣れないと外しにくいですね。
(ボタン状のホックの方が厚みや幅が出てしまうので、デザイン的に綺麗に収まるカギ状のものがよく使われます)
トップスでボタンがないけど伸縮するやつ
Tシャツ、カットソー類(Tシャツもカットソーに含みますが)を指します。
襟ぐり(首が通っている穴)が「頭の通るくらいのもの」、「ボタンが付いていないもの」は、「かぶりタイプ」の衣服になるのでそのまま脱がせますね。
ぐいぐい引っ張らずゆっくりと引き上げて下さい。
特に顔周りは、メイクをしたままのセックスである可能性もありますから、服にメイク染料が付いてしまいますし、何より女性はメイクが落ちてしまうのを嫌います。
顔周りを通す時には、襟ぐりを強く引っ張り過ぎないようにしながらも少し余白を取って、服に顔が付かないように気を付けましょう。
稀に可愛い系デザインのカットソーで、首後ろにボタンがあるものがあります。襟ぐりが小さい場合にはそれを外して頭が通るくらいのデザインだったりもします。
トップスでボタンがあるのに伸縮するやつ
カーディガンとかかな? いくら襟ぐりが大きいカーディガンだったとしても、ちゃんとボタンを外して脱がせましょう。そのまま頭から脱がせちゃうのはなんだかマヌケです。
ボトムスで留め具があるやつ
ズボンの場合には男性も同じなので大丈夫でしょう。
スカートの場合には、ホックの形状がいくつかありますが、基本的にスカートのホックは構造上、外したい方向とは逆に一旦引いて浮かせることで外せます。
制服のホックの場合にはプラスチックのアジャスターなんかが付いてて「なんだこれは?」と思うかもしれませんが、基本的なホック構造は同じです。
ボトムスで留め具がないやつ
だいたいは楽チンゴムなのできっと問題ないでしょう。
間違えても上から脱がさないように……普通に足の方から脱がせます。
ブラジャーを素早く外す問題?
別にブラジャーを外すのに手間取ったってさして問題はないし、できなければ自分で外して貰えばいいと思うんですが……
構造を知っていればブラジャーを片手で外すということは難しくありません。
ワンピースのホック同様、単純なカギ状になっているだけなので少し指先が動かせたら誰でもできます。不器用なうちの夫でもできます。
なので、童貞なのにブラのホックを片手で外せるなんて!とかなんとか、ヤリチンは外すのが上手いなんちゃらかんちゃら、なんてことはまったく関係がありません。
しかし、ホックの隙間の「狭さ」なんかは個体差があり、外しやすいブラと外しにくいブラが存在します。なので別に、片手で外せようが外せなかろうが割とどうだっていいですし、背中側に回って両手で外したっていいわけです。
むしろ「片手で外そうとすること自体なんだかカッコ悪い」(知ッタカ?焦ってる??カッコつけ???)ので、基本的にはやめましょう。丁寧に両手で外しに行く方が、私は好感が持てると思います。
パンツはいつ脱がせる問題?
外泊でない限り、下着は同じものを着けて帰るのではないかと思います。(瑞谷のようにノーパンが趣味でなければ…)
その場合、例えば「パンツの上からぐいぐい前戯をしちゃったり」更には「パンツの上から舐めちゃったり」しようものなら、愛液と唾液でベットベトなパンツを履いて帰らなければならなくなります。ちょっと悲惨ですよね。
なので、そういう場面では基本的には早めにパンツを脱がせる方が、結果的には快適に終えられると私は思っています。
かといって「濡れちゃうから早めに脱ごうね」と言うのもなんかアレなので、状況によりという感じですが、最初から全部脱がせるパターンを選ぶか、下半身への前戯に移ったらすぐ脱がすかの選択になるでしょう。
服はただの生活必需品ではない
服が好きな女の子は沢山います。もちろん男の子にも沢山います。
例えば、Tシャツの襟ぐりから手を入れられて、胸を触られたら……
「このTシャツ6千円なのに! 気に入ってて丁寧に洗って大事に着てるのに! 襟ぐりが伸びるでしょ!!」
ってなことになります。ファッションに頓着しないとは、そういう所作なのです。
Tシャツではなくとも、例えばシャツのボタンをひとつだけ外してそこから手を入れて……なんてことをすれば、ボタンは引っ張られて縫い付けられている布地が痛んでしまいます。
自分が大事にしているものを雑に扱われれば、相手が好きとか好きだからセックスしたいだとかいう感情は、途端に冷めてしまいます。
相手の好きなものを、否定せずとも理解する。とてもとても、大事なことですよね。
脱がせる順番を考えないと江頭2:50になってしまう……
特に冬場なんか考えものですが、ブラウス・スカートの順で脱がせてしまうと、残るは下着とタイツ……なんてことになった場合、それを残される側は「え……エガちゃんだ……!」となってしまいますので、基本的には足元から脱がせることを考えた方が良さそうです。
いえ、黒タイツまたは黒ストッキングに下着なんて、チョーセクシー!というフェチ感が必要であれば、是非。
服の話も雰囲気作りのひとつ
会った瞬間、今日の服かわいいね、かっこいいね、ここのデザインどうなってるの? すごくフィットしてるけどどうやって脱ぐの? なんて会話は、ファッション好きにとっては「興味を持ってもらっている!」と悪い気はしません。
自分の為にファッションを選ぶけれども、相手にも楽しくなってほしくて身にまとうのがファッションですから、喜んで貰えて興味を持ってもらえれば、それはそれは嬉しいに決まっています。
単純に情報として沢山書きましたけれども、ベッドの上ではわからない所は素直に「教えて」と聞けば済む話ですし、それもまた親密なコミュニケーションです。
ちなみにうちの夫は先日、私の買ったばかりのスタンドカラーデザインのワンピースを唐突に下から脱がせようとして「フゴッ」っとなったので(どう考えても頭が通らないよ、夫よ)、多分そういう感覚は養おうと思っても養えないのだと察しました。
いえ、コミュニケーションが取れればこんなのはなんてことはないお話なのです。(フゴッってなったけどね)