オーガズムの性教育があれば良い

書いた人: 夫

夫です。
オーガズムに関する性教育があれば良いのではないかと思う今日この頃です。オーガズムがどういった仕組みで発生し、それがストレス発散や幸福感に寄与するといったことを教えるものです。

そういった教育があれば、セックスでイケない女性が少しでも減るのではないかなと思うのですね。ただし、日本の文化からいくとオーガズムを学校で教えるのはなかなか難しそうではあります。

私が学校で受けた性教育

 

 

小学校で受けた性教育

私が初めて性教育を受けたのは小学校5年生の時でした。特別授業という形で性教育が行われ、保健室の先生が来て授業をしてくれました。

学校によっては、女子が初潮を迎える頃に、男子生徒は体育館などでスポーツをしている間に女子生徒が教室で初潮について教わるということもあるようです。しかし、私の通っていた小学校では男女ともに生理の仕組みや赤ちゃんができる過程を教わることができました。

オーガズムについて教わることはなかったのですが、今になって思えばいい授業だったなあと思います。保健室の先生が自分の恋愛経験を元にセックスが愛情確認のために行われる側面があるということを非常に強調して話しておられました。

子供ながらにセックスの素晴らしさを想像することができました。さらに保健室の先生は「女の子は股に小さなぽっちのようなものがついていて、そこを触ると気持ち良くなる」といったことを話しておられました。つまりはクリトリスのことですね。今から25年程前の性教育にしてはかなり進んだ性教育だったのではないかと思われます。

高校で受けた性教育

高校で性教育を受けたのは1年性の時です。保健体育の時間に、体育の先生が授業をしてくれました。教わった内容について、これといって画期的なことはなかったのですが、特別印象に残ったことがあります。堕胎手術の映像を見せてもらったことです。

映像の内容を具体的に書くと不快に思われる方もいらっしゃるかもしれないので、それはやめておきます。しかし、私にとっては一生忘れられない衝撃的なものでした。高校1年性という時期にこれを見せてもらえたということは、性教育という意味では良かったと思います。小学校の時に見せてもらっていたら夜寝られなかったでしょう。

ここでもオーガズムに関する授業を受けることはありませんでした。

私が性教育を受けたのは生涯で小学校と高校の2回ですので、オーガズムに関する内容は学校で一度も教えてもらえなかったになります。

オーガズム教育の難しさ

オーガズムについて性教育で触れるのはなかなか難しい所です。授業の中で「女性はここをこうすればイクんだよ」なんてことを先生が言ったら、親達から抗議の電話が殺到することでしょう。

基本的にはセックスの結果に対し自分で責任を取れなければ、つまり赤ちゃんができてしまった時に自分達で何とかできないのであれば、セックスをすべきでないとも言えると思います。この考えに基づけば、小中高学校の時点でオーガズムの知識は不要です。

しかし、実際問題18歳までにセックスを経験する人たちはたくさんいるわけですね。そのための必要最低限の知識として妊娠の仕組みや避妊手段、性病などに関する内容を教わるわけです。

18歳未満にセックスを推奨してないけど、する人もいるから最低限自衛する手段を教えておかなければならないというのが今の日本のスタンスなのでしょう。つまりオーガズム教育はそこに入らないですね。教えるとむしろセックスを推奨しているような立場になりますからね。

オーガズム教育をするならいつがいいだろう?

私自身結論が出ない所ではありますが、やはりオーガズムに関する教育をするとしたら大学の講義なのかなあと思います。大学1年性で保健体育が必修のはずですので、その中で触れればよいと思うのですね。

ただし、日本人の4割は大学に行かないので、大学での授業にしてしまうとオーガズムの授業を受けない方がたくさん出ることになります。では高校3年性はどうかというと、そんな時期に教えたら「受験を控えたこの大事な時期にうんたらかんたら」と言った抗議が多数寄せられるのは想像に難くありません。

いやあ難しいですね。結局は大学で講義として取り入れられたり、オーガズムに関する書籍が多数出版され世間での認知度が高くなったり、「オーガズムに関する知識は勉強しなければならないものだ」という風潮ができるくらいしかないと思います。

誰か良い案があればお教え下さい。

 

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