セックスと健康 スキンケアのこと (5) 毛穴からニョキニョキ

書いた人: 妻

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 具体的なケアの仕方をこれまで書いてきました。

 20代の頃からよく書籍を拝読していました佐伯チズ先生も、そしてウェブ上に膨大な情報を掲載下さっているサッフォ化粧品さんのサッポー美肌塾の先生も、お肌改善の兆候、経過としては基本的には同じことをおっしゃっています。

脂肌

 肌が乾燥している状態の時、皮膚は水分を自分では出せないので代わりに出せる皮脂で保護をしようとする為、脂過多になってしまう。
 脂っぽい人は「オイリーだから化粧水少なめ~」とやってしまいがちだが、それが逆に原因になっていたりする。
 水分補給をしてやれば多くの場合は解決する(たまに本当に脂肌の人はいる)。

シワ

 皮膚表面の問題ではなく、皮膚の下の筋肉の問題。佐伯先生は日々シワを広げるように伸ばしていけば薄くなるとおっしゃるが、消えるときは消えるし消えないときは消えないので、どちらかといえばダメージが少ない放置スタイルの方がいいと思う。
 ただしシワの原因になるような行動は減らした方がいい。

 例)寝るときに横を向いて寝る(左右の法令線の原因になるといわれている)
   シワの付きやすい箇所を押さえる肘つきなど

 また気になる部分は意識的に化粧水、美容液をきちんと塗付していく。ぐいぐい引っ張る必要はない。

シミ

 シワと同じく消える時は消える。真摯なケアを続ける。
 美白系基礎化粧品は「おまじない」と思って頑張る。

角栓

 とにかく不用意に取らないこと。
 ついオイルクレンジングでぐりぐりして押し出して取ろうとしたり、鼻のパックをしてみたりしがちだが、触れば触るほど毛穴保護の為に厚くなっていく

 皮膚の保護の為にいわゆる角栓というものはできるので、クリームクレンジングでの軽いクルクルとしたケアで自然に取れるものだけ取り(鼻全体で20秒程度して良い)、それ以外はひたすら養生
 絶対に「今日こそ全部取れて!!」と思い立ったようにグイグイやるのは本当にダメです。絶対にダメ。

 そうすると、養生のはずがちょっとずつ角栓が育ってしまって、毛穴からニョキニョキ生えてるような状態にもなったりして、とても苦しいと思います。
 それでもやっぱり、取ってはダメ。

 外に出るのが恥ずかしい!という時には、例えばマスクをするとか、メガネをするとかして注意を逸らすのがいいかとは思います。
 そういう養生の時期を、知っている人は知っているので「がんばってるんだなあ」と思われるかもしれません。

 するとある日、ニョキニョキは収まっていないんだけど、あれ、私のお肌ちょっと綺麗になっている……??と感じる日が来ます。それが最初のポイントです。

 そこからちょっとずつ、
 ニョキニョキがちょっと取れた……?
 お風呂に入った後以外はニョキニョキが出ない……?(それも化粧水等付けると引っ込む)
 毛穴が大分小さくなってきた……?

 と、みるみる変化に繋がっていきますので、そこまで頑張って……!

毛穴

 角栓と密接に関係しているな悩みと言えるでしょうか。

 私は元々シワとシミにはあまり気にしていない方だったのですが、毛穴については若い頃から悩んでいました。時々毛穴パックをしてみたり、入浴時オイルクレンジングでひたすらクルクルしていたり。

 そもそも皮膚表面のほぼすべてに毛穴は存在して、あって当たり前のものです。生命活動を続ける間に皮脂や汗を出して、ちょっと隙間ができたりユルくなってしまったりは皆あるもので、なくなっていいものではないのです。

 なので毛穴は開くものだし、子供の頃と同じような状態には戻りません。
 しかしケアによって「目立たなくする」ことは可能です。

 その為には他の悩み同様「真摯なケアとダメージ回避」が鉄則です。

 また、毛穴の黒ずみは基本「皮脂の酸化」によるものなので、これも朝晩の丁寧なすすぎで少しずつ変わっていきますし、サボればやっぱり黒ずんでいきます。
 前日夜のスキンケアで塗付した化粧水類が残らなようにきっちりすすぎ、場合によっては石鹸で脂分を少し取り除きましょう。
 それだけで洗う前と後では毛穴の色が全然違います。

 あとは「角栓」の項目と同じです。
 ニョキニョキするのを取らない。押し出さない。

皮膚のターンオーバーを正常に戻す

 特にオイルクレンジングでのクルクルについては、毎晩5分10分やっていて、毛穴だけではなく顔全体を実質ピーリングしているような状態でした。
 しかも「お風呂にある程度浸かった後で」です。

 しかし当時の私は「これをやればお風呂あがりは一応ツルツルだし、毛穴もまあまあすっきりする」程度の認識だったのですが、それは次の日の夜になると「再びガサガサ」を意味していました。

 入浴すればお肌表面はふやけてヤワヤワになります。
 それを更にオイルクレンジングでグイグイやるのですから、それこそアカスリのように一番表面の皮膚はめくられていきます。
 当時は本当に「垢」のように、消しゴムのカス状のものを毎晩取っているような状態を送っていました。物質的には垢と同じですが、これは本来「取ってはいけない表層」だったわけですね。

 もっとも表層の皮膚が削られれば内側の「本来まだ表には出てきてはいけない皮膚の赤ちゃん」が顔を出します。

 するとどうなるかというと、「赤ちゃん皮膚」はヤワヤワで本来外に出ない層の為、未成熟であるにも関わらず、短期的には自衛の為に硬くなります。皮膚として完成していないので水分バランスなどの調整力も整わず、すごい脂は出るわでも乾燥はするわと、ひどい人は「ぽろぽろと粉を吹いたような状態」になってしまいます。

 そんな風に扱ってしまっている皮膚の場合にもまず、あくまで「汚れと取るべき古い角質層だけが取れるようなクリームクレンジングによる洗浄」と「すすぎ」に、「水分補給」です。あくまで真摯なスキンケアが原則です。

分析力と判断力

 科学的な見地があまりなくとも、自分の状況をきちんと把握し分析ができれば、次の手は必ず開けます。
 それは何にでも言えることで、逆に言うと「理由はさておきこの方法が正解!これで全て解決!」というただの方法提示だけでは説得力に欠けてしまうということだと思います。
 「ただ結論だけを教えてくれる方がいい」という人もいるとは思いますが、しかしそれはイレギュラーに弱いということの裏返しでもあります。

 低用量ピルを飲むことは、一言で言えばとても簡単です。
「一日一錠を同じ時間に飲むだけ」

 しかし、飲み忘れた時の応対は少し知識がないとパニックになってしまいます

 それも丸覚えで「○時間忘れたから○錠飲む」とできるかもしれません。でもそれに該当しないケースを招いてしまったら?

 さらに言うなら例えば、全情報を取得した上で勉強して万全にすることがいいタイプなのか、有る程度踏まえた上で概要だけ理解しておけばなんとかなるタイプなのか、あるいはパターン化する方が合うタイプなのかと、自分自身の思考の方向性そのものを分析しておくと色々と便利です。

 

 話が逸れましたが、「今自分の肌はいまいち」と思っていらっしゃる方のお力に、少しでもなれていればと思います。

 

前回 「セックスと健康 スキンケアのこと (4) 基礎化粧品と使い方


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