こんばんは、特に性癖らしい性癖はありません瑞谷です
前回は目指すべきオナニーの全体像のようなお話を書きました。
今回は引き続き、もうちょっと具体的に「こんな風にするのはどうですか」というお話を軽くさせて下さい。
オナニーでは簡素に「性器だけ触って終わる」ような方も多いのではないかと思いますが、できれば時間の許す限り、セックスの時のように順番に自分で全身をケアするようなオナニーをされる方が、快感も高まりセックスへの良いステップになるのではないかと思っています。
オカズとしてアダルトビデオや漫画を使うのも良いですし、妄想、パートナーを思い出してなどなど、お好きにされるとよいと思います。それに合わせてちゃんと自分も触ってあげましょう。
特に女性の場合、自分はオーガズムを体験したことがないということでしたら、そういう妄想やエッチな作品からの刺激で「夢中になる自分」を知り、我を忘れて没頭できる自分をどんどん作っていくことが大切です。いくら瑞谷が「ここの筋肉を緊張させると良い」だとか書いた所で、ただピンと張ればイクなんてことはもちろんないわけです。自分自身の精神の集中、夢中になる自分を見つけられなければオーガズムなんてものは誰も与えてはくれないものなのです。
そして、オナニーでオーガズムが得られない人は、セックスでももちろんイケるわけがないのです。
手順的にはお好きにどうぞという所ですけれども、どうしても自分で考えることに抵抗があるなんて方がもしいらっしゃるなら……
好きな人にされている、あるいはしていることを想像してみて下さいね。
唇(指で触れる)→
舌(指で触れて舐める、指をしゃぶってみる)→
もう片方の手は自分の首周り、鎖骨あたりをそっと撫でる→
口周りを片手でしながら、もう片手は胸へ、ゆったりと揉み上げる、丸く撫でる→
両手で胸全体をゆったりと触り、ちょっとずつ先端と周囲へ→
おなか腰回りを時々撫でながら胸愛撫を楽しんで→
乳首はつまんだり捏ねたり、指の腹でくいくいしてみたり、自分が好きな触り方を見つけて下さい→
ちょっとずつ性器への愛撫へ、はじめはクリトリスをいきなり触るのではなく周囲を撫でたり、広げたり閉じたりして刺激を与えたり、ひらひらのミゾをなぞったり→
最終的にはクリトリスへの刺激でオーガズムへ
男性でも同じように愛撫できるかと思います。
バイブやディルドの使用も良いと思いますが、あまりに強い刺激や人体で再現ができないような回転的な動きをするようなものは、個人的にはあまりお勧めできないかなと思います。お若い方、ご経験の少ない方は挿入しながらクリトリスへの刺激を同時にすることでのオーガズムで十分です。無理に中だけでいこうとしなくても大丈夫です。
ただ、ある程度クリトリスでオーガズム手前まで持って行く→その後ディルド・バイブのみの刺激に切り替える、というステップは練習としてアリだと思います。無理に最初から挿入のみでオーガズムを狙う必要はありません。イケる感が去ってしまったらまたクリトリス刺激→切替ということをしてみて下さい。
オーガズムの手前を長く引っ張る方が気持ちよくなりますし、オーガズムのイッている感覚に集中しない方がオーガズム自体は長くなります。集中してしまうと本当にすぐ終わってしまうのです。
また男性の場合、どうしてもセックスの挿入持続時間はセックスのクオリティに直結してしまいます。
その場合の「持続時間」に関しては、どちらかというと「イカない時間を伸ばす」わけではなく、「我慢できる時間を伸ばす」と考えるといいのではないかと思っています。そのポリシーで射精感を押さえて後半押送するようになると、射精時の快感も増すわけで、いいことずくめです。
なので、男性のオナニーの場合も「イキそうな時間を長く引っ張る」ことが色んな意味で大切です。